投げ込み式底面フィルターを作ってみた
ビーシュリンプ水槽立ち上げを目的として投げ込み式底面フィルターを作ってみた。
(台湾式っていうシステムみたいです)
投げ込み式、底面式それぞれの特徴については割愛します。
今回は45cm水槽に使用しようと思っているのであまり大きくならない程度かつ、安価に仕上がるよう計画しました。
*『チョイス F.cube』や『LSS研究所 LsEasyFilter』を参考に作製
完成形はこちら
【用意するもの】
底面フィルター(ニッソー バイオフィルターMINI)
プラケース(鈴木製作所 飼育容器ミニ 175✕105✕140mm)
猫よけマット(ダイソー)
鉢底ネット(ダイソー)
ろ材(エーハイム サブストラット プロ レギュラー)
ソイル(JUN プラチナソイル ノーマル 吸着系)
ビー玉25mm(ダイソー)
グルースティック(ダイソー)
ハサミ
ニッパー
なるべくコンパクトな底面フィルターとそれを入れる容器(プラケース、アクリルケースなど)の寸法を調べてちょうど良さそうだったのが『ニッソーのバイオフィルターMINI 80✕104mm』だったので採用しました。『水作のボトムフィルターミニ 70✕135mm』も小さいのでサイズがちょうどよい容器があれば有だと思います。
底面フィルターが入ればどんなものでも良いと思います。
本当はアクリルケースが欲しかったのですが小型の底面フィルターが丁度納まるようなものがなかったので今回は、安さ優先で200円弱の飼育容器を採用しました。
アクリルケースはネット注文すればお求めのサイズで特注作成してくれるところもあるようです。
また、中の汚れの状態がわかるようクリアなものにしました。
底面フィルターの厚みが12mmと薄かったことと、容器に対して短かったので効果的な水循環とろ過ができるのではないかと猫よけマットを最下部に使用しました。
無くても問題ないとは思います。
エーハイム サブストラット プロ レギュラーを挟むようにし敷きました。
今回の仕様だと、底面フィルターが短いので猫よけマットの隙間からろ材が落ちてしまうのと、ソイルとろ材が混ざってしまうのが個人的に嫌だったので使いました。
無くても問題ないと思います。
ろ材は何でも良いと思います。
余っていたものがあったので『エーハイム サブストラット』を使いました。同様に『エーハイム メック(マカロニみたいなやつ)』も余っていましたが、この位置は物理ろ過じゃ無いんじゃないかなと思ったので採用しませんでした。
吸着系ソイルの『JUN プラチナソイル』を使用しました。吸着系にしたのは文字通り、有害物質の吸着がメーンとして考えたため。また、栄養系ソイルより短命ということなので、投げ込み式底面フィルターだけリセットすれば良いという、手間の部分での判断です。水槽本体に敷くソイルを栄養系にする予定です。
サイズをノーマルにしたのは、通水性がノーマル>パウダーだろうと思ったため。
投げ込み式底面フィルターを水槽・水槽内のソイル上に直置きすると、接地面の水流が停滞するので、投げ込み式底面フィルターに下駄を履かせフィルター下部も水の流れが出るように購入。
当初はサイコロのようなものをグルーガンで接着しようと思い、100均で探していたのですが、求めているようなものがなかったのと、球状のもののほうが接着したときの高さのズレが少なくてすむのと、確実に接地できると思ったのでビー玉にしました。
無くても問題ないと思います。付けるなら大きいもののほうがいいと思います。
容器とビー玉を接着するために使用します。
溶剤系の接着剤よりは有害性がないような気がして採用。
【作成方法】
①水槽に入るものは全部洗ってください
②容器にビー玉を接着する
-ポイント-
ビー玉に接着剤を塗って容器に取り付けるほうが上手くいきます
③猫よけマットを容器底面と同じサイズにハサミでカットする
-ポイント-
上面になる方に3mmくらいの突起があったのですが、底面フィルターを据えるときに邪魔になったのでニッパーでカットしました。(写真参照)
設置後 *結構ぴったり納まりました
④鉢底ネットを猫よけマットと同じサイズにカットする
⑤底面フィルターを据え、ろ材を入れ、さらにろ材の上に鉢底ネットを設置するため丁度いいサイズになるようカットし設置する
-ポイント-
ろ材の量は任意です
*猫よけマットの上に鉢底ネットを設置した状態と、ろ材を入れ鉢底ネットを伏せた状態の写真は取り忘れてしまいました
完成
ソイルを吸着系にしたり、ミックスにしたり色々試してみるのも面白いかもしれません。フィルターリセット用にもうひとつ作っておこうと思います。
この投げ込み式底面フィルターがビーシュリンプ水槽に適しているかはまだ試していませんが、一つの方法として試していきたいと思います。